皇室には合理的な存在意義はない。

 皇室には合理的な存在意義はない。サンプロの結論だった。おそらくその結論は正しいのだろう。あるひとは国民投票で、正当性を補強したらどうかと提案する。なにを争点に選ぶかにもよるが、おそらく、投票するまでもなく、圧倒的な支持が集まると思う。  番組では5人のコメンテイターが発言した。中川秀直、平沼赳夫、所功、櫻井よしこ、田原総一朗の5人だ。田原は司会者の仮面をかぶった発言者だ。結論を自説に誘導する…

続きを読む

格差社会でなにが悪い、

 機会の均等が保証されれば、結果の格差は想定内だろう。日本人社会の格差と中国のそれとは、質的なちがいがあると思う。敗者復活戦のシステムをつくったり、若者に対する過保護を撤廃して、競争への参入をうながす必要はあるが、格差社会そのものを否定するのは、躍動するエネルギーを否定することになると思う。

続きを読む

新聞と放送の報道姿勢が、時代の流れに逆行している現実を指摘しております

 わたしは新聞と放送の報道姿勢が、むしろ、その時代の流れに逆行している現実を指摘しております。すなわち、新聞が持っている独禁法破りの再販価格の維持機構や、放送がもっている電波利権は厳然として実在します。この新聞の寡占情況と電波利権によって、かれらは巨大なコンツェルンを築いている。ネットグループは、最初からイーヴンの競争を拒否されているのです。  誤解しないでくださいよ。わたしは、企業間競争の不…

続きを読む

ライブドア事件のテレビ番組への影響について、

 報道されている犯罪容疑についてはもちろん、経営者としても、あるいは代議士を目指した立候補者としてのモラルの問題についても、ホリエモンを弁護しようとは思わないし、同情もしていない。ただ、このようにネットをとおして、政治的発言を楽しむ趣味者の立場からいわせてもらえば、フジテレビとの問題で見せた放送とネットの融合に関する構想の実現が、また遠のく事態を口惜しいと思う。  ネット社会はプロバイダーであ…

続きを読む

ついでにもうひとつ、年始のTV番組の話題なんだが、

 偶然、そのシーンだけを垣間見たので、前後の脈絡はわからない。発言者は民放のニュース番組の若い司会者らしいのだが、わたしはその番組を見た記憶もないし、名前も知らない。わたしが、通りがかりでなにげなく目にしたシーンでかれはこう言っていたのだ。「ネットでの政治発言には目にあまるものがある。免許制にすべきだ」  聴いた瞬間に、わたしは自分の循環器系のなかで血液が逆流する感覚に襲われた。いまのテレビに…

続きを読む

もうひとつTV番組の話題ですが、大晦日の朝生

 もうひとつTV番組の話題ですが、大晦日の朝生で、歴史認識が話題になった。パネリスト全員が、日本はアジアを侵略したという認識では一致していた。それでは、その開始時点はいつだろうと聞いてみると、社民党の辻本清美が日清戦争だという。さすがにそれは早すぎるのではないか、というのが司会者の田原総一郎の指摘で、話題はそこまでで終わった。ほかにも、辻本に同調するだろうと想像できる小宮山洋子、小池晃、王曙光、…

続きを読む

耐震強度偽造とオレオレ詐欺

 耐震強度偽造とオレオレ詐欺のふたつの犯罪の形態のあいだには、犯人像というか、犯罪の手口のイメージというか、なにか通底するものがあるような気はする。殺したり、盗んだりする犯罪ではなく、つまり詐欺なんだが、その予備軍が六本木ヒルズあたりには、ごろごろしているような。ビジネスと詐欺のあいだの境界線に、グラテーションがかかっているような……ホリエモン騒動やTBS・楽天騒動にしても、本質的には、おなじ穴…

続きを読む

日本の報道番組のレベルの低さを実感した日曜日だった。

 11月20日の日曜日は、朝から報道2001を見ていた。加藤 紘一が、日本とアメリカと中国を正三角形の外交関係でつなごうと主張していた。町村信孝や竹村健一にぶっ叩かれていたが、あと味のいいものではなかった。そのあとサンプロでは、前原 誠司が煮えたのか腐ったのか判らないような議論をしていた。加藤 紘一も前原 誠司も、反抗期の子供のようなもので、アメリカと呼ぶ母親に抱かれて母親に文句を言っているだけ…

続きを読む

21世紀の地球で、選挙権ももたない人間を、人間と呼ぶことができるのかなぁ?

「自由と民主主義は宗教ではない」について  そうかなぁ?冷戦時代には社会主義にあこがれて、いまでは嫌米、反権力の感情論だけしか残っていない日本人って、結構いるんじゃぁないのか。何でもかんでも、アメリカの尻馬に乗っかって、とまでは言わないが、すくなくとも自由な民主主義の価値観を共有していることは、否定できない事実だと思う。  イラクの二度の国民選挙に、命をかけて投票する映像には感動する。革命後6…

続きを読む

報道2001、サンデープロジェクト、政治番組の刷新

「報道2001、サンデープロジェクト、政治番組の刷新」について  わずか二週間で、路線が確定したとは思わないが…だがしかし、共産党と社民党が二週つづけて、一人も出なかったのは、珍しい現象ではなかろうか、と思うのだ。そうして、それ以上に確信に近いものがあるのだが、安全保障や外交問題に、戦後左翼の同席は、議論を宗旨論争にひきもどしてしまって、もっとも聞きたい、最新の論点を深めた部分が、隠されてしまう…

続きを読む

報道2001、サンデープロジェクト、政治番組の刷新

 TVのモーニングショウと政治番組の境界線が、どこにあるのかは知らない。ハイレベルな知的会話が楽しめるご婦人と思いきや、話題が政治におよぶと、そのニュースソースが“みのもんた”だと、われて幻滅した経験がある。文芸や美術に関する知識が、本格的なだけに、その落差に愕然とさせられた。  それでは政治番組とは、どの番組かと問われれば、NHKは別にして民放では、日曜日の朝の報道2001とサンデープロジェ…

続きを読む

5月8日の「報道2001」

 5月8日の報道2001の識者を集めての対談は、たいへん内容の濃い、いい番組だった。発言者の選定も、バランスがとれた、いいメンバーが集まっていたと思う。一回で終わらせず、むしろ毎週、別の番組として独立させていい構成だ。  ひとつだけ注文をつけさせていただけば、世論を左右に並べて、まんべんなく意見を聴取するとすれば、一番右の意見、あたらしい教科書をつくったメンバーからも一人採用していただきたいと…

続きを読む