朝日は沈む・憲法記念日アンケート

 きょうの憲法記念日の朝刊一面に電話による世論調査結果が掲載されている。見出しは「9条改正反対66%」と、得意気に凱歌をあげているのだが、14面にあるその詳細を読んでみると、片隅にちいさく、質問と回答文が掲載されている。  ちょっとでも関心がある人なら、すぐにでも気づくのだろうが、9条問題といっても、国民の意見は多様で、おおくの有権者は、その精神や原則論には賛同している。理想に現実を近づけよう…

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雑誌「論座」2月号の『対談 靖国を語る 外交を語る 渡辺恒雄 × 若宮啓文』

 雑誌「論座」2月号の『対談 靖国を語る 外交を語る 渡辺恒雄 × 若宮啓文』を読んだ。若宮啓文は、生粋の朝日人だった。「朝日は共産主義者の巣窟だった」という意味の批判に対して「わたしは入社以前のことだ」と答えていた。日本の戦争責任に対して、戦後世代が「生まれるまえのできごとだ」と反論するのにひとしい議論で、ダブルスタンダードがあきらかだった。  いっぽうで、渡辺恒雄だが、自分の戦争経験だけを…

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『朝日は沈む』1月23日夕刊「夕陽妄語」加藤周一を哂う

 1月23日の朝日新聞夕刊4面の「夕陽妄語」欄に、加藤周一が「差別について」の題でパリ郊外の移民暴動から説き起こして、欧米各地の、主として移民に対する差別の問題をとりあげている。書きなれた文章で、問題の把握もしっかりしていて、結論としての加藤の提言を期待しながら読み進むと、最後の十行ほどの結論の部分で、話題は日本にふられて、移民のうけいれをきびしく制限している日本の政策は時代遅れであって「欧州に…

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朝日は沈む・靖国参拝訴訟傍論判決解説記事

 浜岡原発(静岡県御前崎市)のプルサーマル計画を進める中部電力が、「住民への説明の様子を公開する」との触れ込みで、元中電社員を「住民」と紹介して報道各社に取材させていたことが4日、分かった。実名なら、すぐにばれてしまう虚報が、匿名報道で隠されていた。  6日の朝日新聞朝刊の15面では、靖国参拝訴訟を特集していて、いわゆる傍論判決について裁判官仲間の意見を掲載している。「憲法判断への言及を避ける…

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10月1日の朝日の朝刊には捏造記事事件の言いわけが満載だった。

 10月1日の朝日の朝刊には捏造記事事件の言いわけが満載だった。朝日の捏造事件って、どの捏造事件だ?って聞かれそうなほど、連綿と続いているんだが、安倍晋三と中川昭一が標的にされたNHKの女性国際戦犯法廷問題だ。困ったことに、これが最後の捏造記事ではなくて、朝日はその後の短期間のうちでも、田中長野県知事と亀井静香の会見を長野市内で捏造して記録を更新した。こちらのほうは、まだ言いわけの用意がととのっ…

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朝日新聞のおバカさん

 けさの朝日の社説の、希薄な内容には、正直おどろいた。とりわけ、違和感を感じたのは、きょうの選挙結果がこのさき4年間の政治の方向性を決定するという認識だ。冗談をいっちゃぁいけない。こんなわけのわからない選挙で、4年間も無風状態でいるはずがない。どんな選挙結果が出ようとも、早ければ1年以内、長くても2年以内には、つぎの選挙があることは、どんなに政治に無関心な国民でも、常識だと思う。  しろうとに…

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真っ黒な朝日が昇る悪夢だ。

 朝日の捏造記事再取材報告はひどかった。見開き2ページを使って、新事実はなにもない。半年かけての、総力取材の結果、元記事を補強する事実はなにもなかったわけだが、だからといって、沈黙をつづけることもできなかった。朝日に有利な新事実は、わずかに総務省幹部の状況説明だけだが、これが匿名ときている。この期に及んで、匿名官僚のチクリ発言に、頼らざるを得ないところに、朝日の追い込まれた苦境がくっきりと浮き出…

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ライブドア・佐高信の迷走

  3月1日の朝日新聞朝刊に、ライブドアのホリエモンに同感したのか批判したのかわからない佐高信の論評が掲載されている。日本の資本主義の底が浅く、金がすべての臭いがする理念なき膨張だと言う。世界第二位の経済規模をもっている国の資本主義の底が浅いのなら、底の深い国とは、どこだと、佐高は言うのだろうか(笑)。   資本の論理が、政治的理念に優先するから資本主義や自由主義経済が成立するのであって、共産…

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朝日は沈む「ビルマの竪琴事件」

  けさ(2月19日)の朝日新聞のBeページは、竹山道雄のビルマの竪琴がとりあげられていた。その紹介記事のなかの「一方、68年には米原子力空母の寄港を支持、論議を呼んだ」という文章を読んで、苦笑した読者が何人いるだろうか。   60年安保を機会に政治に関心をもちはじめた年代だけが知っていて、70年安保以後の年代には知られていない事件だと思う。当時、少数意見ながら寄港支持を表明した竹山道雄の発言…

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おじいさん、おじいさん、

「それがいけないことなのでしょうか。」について   話題は朝日の記事捏造事件だ。「どうしていけないかは、NHK幹部が、何のために特定の政治家に番組の事前説明をしたのかを考えれば、明らかなこと」といいますが、わたしは、そこまで考えたうえで「なぜいけないのか?」の疑問を贈呈している。   予算を国会ににぎられた組織が、政治と無縁でいられるはずがないことは、理解していただけると思う。予算だけではない…

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「個人の意見」は、ブログに書けます。

「個人の意見」について   話題の発端となった「女性国際戦犯法廷」を、あのころとりあげていたメディアは、朝日とNHKしかなかった。実態として、朝日はスポンサーでNHKはPR担当だった。ほかのメディアは、テレビも新聞も雑誌もほとんど無視していたと思う。巨人の話題と読売新聞の関係を思い起こしていただければ結構だ。にもかかわらず、この二社の喧伝の結果、玄人筋では話題にはなっていた。その現実は、おさえて…

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