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zoom RSS 浜岡原発運転停止は普天間移設問題とおなじ亡国左翼政権の延命・人気とり・思いつき…

<<   作成日時 : 2011/05/10 06:14   >>

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 大地震の翌日だったか翌々日だったか、仕事があって県庁に行った。ちょうど浜岡原発の運転停止を求める市民集会が開かれているということなので、ちょっとのぞいてみた。市民がたくさん集まっているのかと思ったら、わずか4人だけだった。東北大地震直後の浜岡原発運転停止を求めた静岡県民が、主催者を除いて、わずか4人だったというのはニュースになるだろうとおもったが、その日も翌日も報道されることはなかった。
 突然、菅総理が浜岡原発の運転中止を命令…実質的には命令と呼んでいいと思うのだが、その命令への住民の反応は、さすがにこれはニュースで流れたが、編集の痕跡が明々白々で住民の反応と呼べるようなものではなかった。冷たい反応に政権延命工作が逆効果になるのをおそれて、今朝の報道では政府は、地元、浜岡市への交付金の8割は継続するという。継続された交付金の目的はなんだろうか?菅内閣の人気取り以外には思いつかないのだが…

 そこで思い出すのは鳩山前総理大臣の普天間基地移設騒動のてんまつだ。いまになってふりかえると、鳩山由紀夫には理念も理想も見通しも具体策も代替案も現地への同情も関心も、なにもなかった。ただあったのは自分の内閣の延命・人気とりであって、それが生んだ思いつき政策としての普天間移設騒動だった。
 災難を引き受けたのは普天間の住民だった。自民党政権時代に99%実現していた移設構想が破壊されてしまったぶん、事態はもとに戻ったのではなく、悪化したのだった。責任をとって鳩山総理は辞任してつぎの選挙には出ないと約束したが、それは基地周辺の住民にとって、なんのなぐさめにもなりはしない。いまのこの瞬間も海兵隊ヘリの墜落事故のような災難の危険はちっとも減ってはいない、その危険と同居した状況は、たとえてみれば自賠責保険の切れた自動車に住民全員が乗り合わせているようなものだ。事故はきょうおきても、明日おきても不思議ではない、事故多発交差点のど真ん中に捨て置かれているのだ。ただ昨日もおとといも、その事故がおきなかっただけのことである。保険契約を破談にした責任者としての鳩山由紀夫はいまでも…
 事故がなかった過去のうえに民主党政権が寝そべって昼寝していた。

 このまま寝たきり老人は死んでしまうのだろう。余命いくばくもないと思われていた民主党政権をおそった大事件はしかし、沖縄ではなくて東北で起きた。しかもそれは瀕死の菅政権にとってカンフル注射の僥倖をもたらした。あの朝、朝鮮人からの政治献金が発覚して、絶体絶命の民主党内閣を救ったのが東北大震災だった。
 菅内閣のメンバーのだれひとりとして汚名挽回の大活躍をしたわけではない。重複した委員会をたくさんつくって、会議を開き、そこに出席して説明するだけで役人は疲れ果てて、集まった義援金さえ配れない状況だ。閣僚はなにもしないでも、メディアは被害状況の報道に追われて、政府批判は鋭さが減少する。無為無策・無能の批判は緊急事態に減額されて、菅政権延命の援軍になっている。
 それにしても2ヶ月、60日を無為策でやり過ごしたのはひどすぎる。仮設住宅は土地に手当てもできないし、義援金を配ることもできない。ゴールデンウィークがあければ報道各社は月例の世論調査を発表する。地震前の水準に落ち込む恐怖が生んだ奇策が浜岡原発運転停止命令だったと思う。鳩山前首相の普天間移設問題とおなじ亡国左翼政権の延命・人気とり・思いつき政策だ。

 浜岡原発運転停止命令が思いつきである理由は、いくつもあげることができるのだが、そのいくつかを例示しておくと、キーをきればすぐにストップする自動車のエンジンとちがって、原発はきょう停止したから明日から安心できるわけではない。運転停止が暴走の危険の終了にはならないのだ。制御棒が挿入されて停止しても数年とか十数年のあいだ冷却しつづけなければ危険は継続する。あるいは核燃料がそこにあるかぎり危険だともいえる。
 菅総理は今後30年間のあいだに東海地震がおきる可能性は87%だというが、運転をきょう停止しても今後十数年間は、暴走の危険は持続する。運転停止で危険の過半は防止できないのだ。運転しようと停止しようと、核燃料があるかぎり危険が回避できない浜岡を、あえて停止する理由は菅政権の延命・人気とり・思いつき以外のなにものでもない。
 なによりも今後30年のあいだに87%の可能性という首相が示した想定である。政府の想定が信用できるのだろうか?東海大地震が最大の可能性をもつと言われてからでも、片手に余る地震がおきている。阪神大震災も東北大震災も、想定外に東海地震を飛び越して発災している。今回の東北大震災を政府は想定外の大震災だといって、責任回避の最初の理由にしているが、これが想定外ならつぎも東海地震を飛び越えて、よその土地で起きる可能性のほうが高いのではないのか?
 「今後30年のあいだに87%の可能性」を超えた想定外の懸念が消えない。菅直人の想定を信用できないのだ。これまで中部電力は余剰の電力を東電や九州電力に分配してきた。浜岡を止めれば、それができなくなるだけではない、関西電力から補給をうける立場に転落するかもしれない。関西電力は日本海側で原発を稼動させていて、原発に頼る割合が飛びぬけて高い電力会社だ。なんのことはない、浜岡原発の危険を日本海側の原発に肩代わりするにすぎない。危険率の上昇を肩代わりさせられる若狭湾沿岸の住民の了解は得られているのだろうか。

 さらにきょうのニュースでは。永久に浜岡を廃炉にするのではなく、2〜3年のあいだに津波対策を施して、運転再開を目指すのだという。津波対策工事をしながら運転を中止する数年間のあいだ、炉内の余熱を冷却しつづけるのなら、運転継続の危険とどれほどのちがいがあるのだろうか?運転し続けようが停止しようが核燃料は炉内で燃えつづけ、冷却作業はつづくのだ。こんな無駄が、だれにも指摘されずに強行される。菅内閣の売名・延命・人気とり・思いつき以外に理由はおもいつかない。
 普天間に続いて浜岡でも無能、無気力、無責任の亡国左翼政権の延命・人気とり・思いつき政策がくりかえされようとしている。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
元気玉を付けてくださると、いつも付けられるのですけれどね。
秋桜
2011/05/10 20:09
 わたしは人気をとりたいのではなく、議論を楽しみたいのです。
罵愚
2011/05/11 06:28
 同感です。ただ、一つだけ指摘するとすると「名誉挽回」が正しい用法だ。でも「汚名挽回」だよなあ、と不覚にも笑ってしまったが、よく考えると「挽回」しなくてはならないほど汚名が失墜していたかというとそうでもないよなと…
とおりすがり
2011/05/12 23:26
 ご指摘ありがとうございます。たしかに「汚名挽回」はありません「名誉挽回」ですね。
 それにしても居直り左翼政権は、エネルギー政策の全面見直しなんて言い出す始末です。ガレキをかたづけて仮設住宅建設あたりまでは、スピードのちがいはあっても左翼と右翼のちがいはないと思います。しかし、社会生活や経済への影響をどう評価しながらエネルギー政策を変更するのかというところでは、将来とりかえしのつかないちがいが出てくるかもしれません。
罵愚
2011/05/13 04:13

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