「日本の存在感」について

日本の存在感」について
 ニューディールがアメリカの大恐慌の傷をいやしたというのは、コミュニストたちの虚言で、実際には真珠湾攻撃のドサクサに不景気が吹っ飛んでしまったのだとおもう。おなじように、日本だって中国大陸への出兵がその役割をつとめたわけだから、昭和の大恐慌の体験は、いま起きている金融危機対策の参考にはならない。
 むしろ、もっと最近の体験…あのアジア金融危機…思い出してみれば、あれもまた、アメリカが震源地だったわけで、起きている実態は双子の兄弟だとおもうのだが、あのときも日本国内よりも、国際社会が日本の政策を評価していた。あのときに総括をおこたった国内のメディアと世論は、記憶が一足飛びにニューディールに飛んでしまうのだろうが、政府内部の国際金融の専門家は、さすがに素人とはちがった対応をするのではなかろうか。

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