日本とイラク、押しつけられた民主主義

 民主主義ってなんだ?ってところから話しはじめれば、市民が主権者の政治体制だから、そのスタートラインのところでは、市民と対立する絶対権力から国家主権を奪いとる…つまり、市民革命が必須だ。フランス革命やアメリカの独立戦争や名誉革命が想起される。その意味では、結果的に市民にまで主権が届かなかった社会主義革命後の旧ソ連や共産中国は、民主主義革命でもなければなければ民主主義体制でもない。ファシズムと同質の全体主義だといえる。
 このように、民主主義には市民革命と呼ぶ生みの苦しみがつきものなんだが、まったくそれがなかった稀有な実例が、日本の戦後民主主義だった。敗戦の結果、マッカーサーの占領政策としてそれは貸与された。おそらく20世紀までの人類史のなかで、占領政策として近代民主主義が強制されたのは、この一例のみだと思う。占領軍と呼ぶ絶対的軍事独裁のもとで強制された民主主義革命が成功するためには、つぎのような諸条件が用意されていた。すなわちそれまでの主権者だった天皇制を人質にとり、公職追放で自由な発言を封殺し、郵便を開封して私信を妨害し、新聞・ラジオの編集・編成に介入し、憲法草案の起草の事実関係を秘匿した。こうして、本来は民主主義と敵対するべき絶対独裁から強制された民主主義という、まことに珍奇な日本の戦後民主主義が誕生したわけだ。

 21世紀になって、アメリカはこの成功体験をイラクで再現しようとこころみた。フセインの肘殺のように、いくつかのちがったシーンが挿入されているものの、基本的なストーリーはおなじものだった。しかし、どうやら、こちらは失敗しそうな雲行きだ。日本では成功したシナリオが、イラクでは失敗している。
 軍事独裁に強制された民主主義を拒否するイラク人と、60年たってもそのなかに閉じこもって安住する日本人と、どちらが民主的な社会なんだろうか?

この記事へのコメント

  • セーチャン

    まずはトラックバックありがとうございます。
    私も、「占領国に作ってもらった憲法」でよくここまでこれたな、と思うことが多くなりました。アメリカ製の憲法が根幹にあり、アメリカ軍に守ってもらっている上での平和があるにもかかわらず、「9条堅持」とか言っている某野党には、歴史をもう一度勉強してもらいたいところです。
     今回の選挙。改憲の議論はかすんでしまい、年金という、若年層にはどうでもいい論点ばかりが目立ってます。罵愚様は今回の選挙をどう捉えておられますか?
    2007年07月13日 12:55
  • 罵愚

     それはもちろん、今回選出される参議院議員は、任期の6年中には、かならず改憲論議に巻き込まれる国会議員ですから、そこのところが最重要の選挙だと心得ております。
    2007年07月14日 03:07
  • 民主主義者

     アメリカが近代民主主義を日本に強制したのではない。日本が、その内的発展によって、さしあたり、1880年代以降、近代的な民主主義社会を築きつつあった。しかし、他方で、資本主義の脆弱性ないしは前近代性から、1930年代以降の天皇制とそれに立脚する軍国主義の台頭を食い止められないでいた。それは、日本における民主主義の発達からは、阻害要因であった。敗戦を機に民主主義の発展が再開したのである。すなわち、日本民主主義発達史からは15年戦争期はその断絶期であった。罵愚さんの言説は日本の潜在的能力を無視している。それは、罵愚さんの日本近代史に対する無知に加えて、天皇制ファシズムを自己の宗教としていることによる。さらに、日本人の民主主義に対する理解力と実行力を過小に評価するするものである。
    2007年07月15日 16:13
  • 罵愚

     民主主義者さんのお説は、戦後民主主義の看板の朗読にすぎない。占領軍に強制された民主主義への疑問に答えていない。
    2007年07月16日 04:44
  • 民主主義者

     では、占領軍がどのように強制したのかを説明してみよ。多分、権力論に終始するだろう。政治的・経済的システムは「強制」・「非強制」の問題ではなく、その国・地域(政治経済的統一体)の内的素因による。あなたは、歴史に対する不勉強から、表層・皮相的にしかものを見ないし、出来ないでいる。また、罵愚さんは、ブッシュ大統領を持ち出すあたり、あなた自身と同様に歴史に対して無知なブッシュ大統領の論理そのものの代弁者である。加えて、民主主義・資本主義弾圧期の歴史に対しても、これまた、救いがたいほど不勉強であろう。
    2007年07月16日 08:06
  • 罵愚

     その説明は。もと記事で済んでいる。「すなわちそれまでの主権者だった天皇制を人質にとり、公職追放で自由な発言を封殺し、郵便を開封して私信を妨害し、新聞・ラジオの編集・編成に介入し、憲法草案の起草の事実関係を秘匿した」
    2007年07月16日 10:28
  • 民主主義者

     では、早速第一の点から反論する。この反論はあなたの不勉強とご都合主義を指摘することになる。反論に先立ち、予備的な質問がある。あなたは天皇制という概念を別記事で否定しつつ、今回、用いている点に重大な矛盾がある。その点の説明をしてみよ。ついで、主権者が天皇制というのは表現の誤用か。主権者を体制というからには何らかの見識があるのだろうか。
    2007年07月16日 12:17
  • 罵愚

     「べつ記事」とは、どの記事をさすのか?
    2007年07月17日 04:05
  • 民主主義者

     己の発言に対し忘れてしまう傾向は相変わらず不変である。天皇制と言う概念を使用するのは適切なことだ。さて、繰り返そう。主権者が天皇制というのは表現の誤用か。このような言い方をする者はまずいない。主権者を体制というからには何らかの見識があるのだろうか。この問に対する返答を基礎に反論を始めたい。
    2007年07月17日 17:48
  • 罵愚

     ああそうだった。誤用です。誤用を認めたうえで、「べつ記事」とは、どの記事をさすのか?
    2007年07月18日 03:59
  • 民主主義者

    2006年の初期あたりか。「天皇制」を「戦後左翼」(あなたは、戦後左翼を一貫して否定している。)の発明したプロパガンダ「政治用語」としている。認識不足・勉強不足もはなはだしい。
     さて、「天皇制」を「天皇」と読み替え、本論に入る。あなたは、天皇が主権者だったが、アメリカ(軍)が天皇を「人質にとった」と言っている。論理のつながりがない。このことが、何ゆえ、民主主義の強制なのだろうか。何に対する人質なのだろうか。
    2007年07月18日 18:47
  • 罵愚

     一連の戦後改革の実行を約束する担保だった。
    2007年07月19日 03:06
  • 民主主義者

     天皇を「人質にとる」という言い回しが何を示すのかが不明である。説明不足である。否、説明が出来ないのか。一本の木もない空間を「森」と詐称するのはうんざりだ。天皇とアメリカ(軍)による民主主義の強制の関係を明確に説明してみよ。
    2007年07月19日 17:01
  • 罵愚

     ポツダム宣言受諾のとき、最後まで日本がこだわったのは“国体護持”だった。敗戦後も、東京裁判、新憲法草案のうけいれの取引材料に天皇制が使われている。
     人質にとるという言い回しにつながっています。
    2007年07月20日 04:19
  • 民主主義者

     「日本がこだわった」のではない。「東京裁判、新憲法草案の受け入れの取引材料に天皇制」が使われたのではない。日本史を勉強することだ。繰り返す。天皇(天皇制ではない。)とアメリカ(軍)による民主主義の強制の関係を明確に説明してみよ。
    2007年07月20日 19:47
  • 罵愚

     占領下にもかかわらず、憲法改正が実施された事実が、それを示している。
    2007年07月21日 03:46
  • 民主主義者

     どうやら権力論になってきたか。確かに明治憲法は改正されたが、その事と「天皇」の人質化・民主主義の強制はどのような関係があるのか。質問を変えよう、民主主義をどう強制したのか。強制と言うからには当然日本人の抵抗があるわけだが、その事実を示してみよ。
    2007年07月21日 08:10
  • 罵愚

     改憲無用、あるいはごく小幅な改憲論が主流だったのではないのか?
    2007年07月21日 16:08
  • 民主主義者

     憲法改正の問題で言えば、多くの改正案が出されている。政党によるものは確かに保守的なものが多かったが、民間の手によるものは現行憲法に近い。日本国憲法制定史に無知なようだが、各党・民間・政府案をよく読んでみることだ。民主主義と資本主義は不可分の関係にある。
     さて、天皇の人質化であるが、まったく論をなしていない。これまた、不勉強のゆえである。まずは、バーンズ回答文を読んでみよ(Unconditional conditional surrender/条件付無条件降伏)。
    2007年07月22日 09:19
  • 罵愚

     占領中とはいえ、政府は存続したのだから、話題は外交交渉にあらわれた改正案ではないのだろうか。外交と民間交流を混濁させたような議論にはつきあえないなぁ、
    2007年07月22日 16:33
  • 民主主義者

     さしあたり、バーンズ回答文をよく調べてみよ。そして、その次には、明治憲法改正にあたっての日本政府とGHQの交渉の部分、民間の改正案とそれを生ましめた日本の民主主義の発達の度合い、民間の改正案を参考にしている民政局内の議論をじっくり勉強することだ。私の指摘に上記の返答では、天皇の人質云々は、あなたのレヴェルの低さを示すのみである。まじめな返答をされたし。私の、第2・第3の反論も残っているのだから。
    2007年07月22日 17:41
  • 罵愚

     なるほど、日本政府の正統性は認めるわけだ。
    2007年07月23日 03:50
  • 民主主義者

     実のある返答になっていない。アメリカ(軍)が民主主義を強制した実例を具体的に挙げよ。憲法をどう強制したのだ。アメリカ(軍)の占領期における明治憲法改正だから憲法が強制されたなどと児戯の議論を本気で信じているのか。国際法を根本から理解していない証左だ。天皇の「人質化」と憲法「強制」の関係など何一つ説明出来ないでいるではないか。また、強制と言うからには抵抗運動を挙げてみよ。相変わらずの不勉強に立脚する空論の展開がせいぜいか。
    2007年07月26日 18:15
  • 罵愚

     なぜ児戯なのか?日本政府の正統性は認めながら、平和憲法の制定過程の違法性を児戯と評する理由は何か?
    2007年07月28日 03:49
  • 民主主義者

     一般には、「政府」に正統性はない。正当性に関しては議論の余地があるが、外交関係にあって、連合軍は当時の日本政府を相手にした。私の見解も当時の日本政府に正当性を認める立場だ。というよりも、正当性を認めない議論をしても、無意味になるからだ。その点は当時の連合国も同様。さて、あらためて指摘するが、あなたは、日本近代史に対する強烈な無知から現行憲法の基礎が日本の社会の内的発展の賜物であると言う点を理解できていない。この問題があなたに欠落しているから、権力論に終始するのだ。民政局が憲法研究会案を参考にGHQ案を作った点など、高等学校の学習内容である。逆に質問するが、「制定過程の違法性」とは何か。説明してみよ。
    2007年07月28日 08:14
  • 罵愚

     ちがうちがう。あなたもマッカーサーも敗戦した日本政府の正統性は認めているわけだ。だとすればですよ、政府が提出した憲法草案を原案として、改正作業をはじめなければ、その合法性が疑われるのは、当然ではないか。
     市井の民間人の原案を採用したから、民主主義だなんて、たわけた説明がまじめな議論の対象にはならない。
    2007年07月28日 14:48
  • 民主主義者

     憲法を政府が作るものと決めてかかっている点で、あなたは憲法に対しても救いがたい無知がある。憲法を知らない者のよくする主張だ。憲法とは何かを一から勉強するべきである。なぜ、基礎から勉強できないのか。憲法と憲法典の違いから勉強するとよい。さて、制定過程の違法性を指摘してみよ。それから、「憲法」をことさら重要に考えているみたいだが、「憲法」が制定されることとその国や国家が民主主義的であることは区別して考えよ。この点もまた、歴史に対する無知から来ている。日本国民の民主主義に対する内的ポテンシャルの発展を過小評価する言説は、歴史を皮相にしか見ることの出来ないあなたの常だが、木々をよく見てものを話すと説得力が増す。
    2007年07月29日 09:07
  • 罵愚

     これもまったくちがいますね。日本人がつくる憲法草案なら、帝国議会が院内でつくろうが、民間から公募しようが、自由なんだろう。あなたのご指摘のとおりだ。しかし、歴史的事実としては、選択権がGHQにあったのは、議会案が否決された過程からも、はっきりしているよ。
     だれがつくろうが、民主主義は民主主義だという議論は、強制された民主主義の肯定論だよ。
    2007年07月29日 14:55
  • 民主主義者

     GHQにより松本案が否定されだけであって、当時の憲法アンケート調査、GHQ案による日本政府案もほぼ同様の内容を示しているだけである。そのGHQ案も日本人の、というより、市民的自由権や社会権の規定を織り込んだ民主主義発達の成果をとり入れたものである。要するに松本案が異質ではないと判断しているのは政府と指導者層のみである。「だれがつくろうが、民主主義は民主主義だという議論」を私はしていないが、上記コメントからそのように判断したのなら、憲法と民主主義に対する無知もせいぜいにせよ。今や、議論は深まり、憲法学の初歩に入ったと見える。すなわち、憲法と憲法典の区別をするべきであるし、憲法典とその国なり国家が民主主義的であることは峻別されるべきなのだ。この点についても、あなたの無知は質されよう。うろうろしていないで、私の質問に答え、制定過程の違法性と民主主義の強制性を述べてみよ。
    2007年07月29日 16:55
  • 罵愚

     タテマエは間接統治だったわけだ。にもかかわらず、日本政府の対応が不満で、民間案やGHQ案を採用したということは、実質的には直接統治だったということだろう。占領政府に強制された国際法違反は、明確だと思う。
    2007年07月30日 05:13
  • 民主主義者

     まだ、分かっていないと見える。あなたは、物事をうわべにしか見れない。憲法研究会案をGHQが参考にし、GHQ案を日本政府が参考にし、憲法案(明治憲法改正案)を枢密院諮詢、衆議院と貴族院審議を経て日本国憲法が制定されただけの事。国際法についても、くどいが、無知である。ところで日本国民の民主主義に対する内的ポテンシャルの発展を過小評価するのはなぜか。その質問にも答えてみよ。
    2007年07月30日 19:52
  • 罵愚

     松本委員会案が却下された経緯を、どう評価するかだな。事実を無視した虚言にはつきあえない。
    2007年07月31日 03:40
  • 民主主義者

     事実を無視しないと私の文章になり、事実を無視すると罵愚さんの文章になる。己の主張の裏づけとなる事実がないからだ。私の質問に答えられでいるのはイデオロギーの奴隷だからだ。木のない空間を森と詐称するのは歴史も憲法も勉強しないあなたの常だ。
     1946年2月4日付朝刊各紙による「輿論調査研究所」のアンケート調査(2400人回答)が興味深い。天皇制の存続については条件付賛成者が多く、その条件とは「政治の圏外に去る」ことである(45%)。
     さて、松本委員会案が却下された経緯を述べてみよ。「議会案」とは何か。また、制定過程の違法性を日本国民の民主主義に対する内的ポテンシャルの発展を過小評価する理由も踏まえて答えてみよ。
    2007年07月31日 20:01
  • 罵愚

     明治憲法下の情況では、松本委員会案が合法でしょう。むしろ違法性の根拠を、あなたは証明してください。法的正当性を議論しているときに「内的ポテンシャル」を評価基準に持ちだす、あなたの論法は、ダブルスタンダードですよ。
    2007年08月01日 02:58
  • 民主主義者

     まとはずれな指摘である。私は「強制・非強制の問題ではない」と主張している。最初から「内的ポテンシャル」の話しをしようとした。というよりも、民主主義が他国から押し付けられたなどという話しの馬鹿さぶりを指摘している。その素材として憲法制定を話題にしたに過ぎない。それに対しあなたが、権力論で、すなわちGHQと日本政府の関係においてのみ憲法制定を論じている(正確には論ではないが。)。私はこの展開は予想していたから、つきあった。例により実のある回答がないので、さしあたり考える素材(バーンズ回答文)まで提供した。私の付き合いは不本意ながら続く、松本案が却下された経緯を述べてみよ。「議会案」とは何か。また、制定過程の違法性を日本国民の民主主義に対する内的ポテンシャルの発展を過小評価する理由も踏まえて答えてみよ。この質問に実のある返答を得てから、私は本題に入りたいのだ。
    2007年08月01日 08:40
  • 罵愚

     書棚をひっくり返して、事実関係のおさらいをやりなおすのはゴメンだ。そこまで、あなたにおつきあいしようとは、思わない。やりたければ、自分でやってください。
     強制・非強制を視野の外においた民主主義なんて、笑い話ですよ。
    2007年08月01日 16:50
  • 民主主義者

     「事実関係のおさらいをやりないすのはゴメン」なのではなくて出来ないのだ。出来ないのなら出来ないで、「私は、日本史、憲法、加えて、国際法に不勉強にして無知にもかかわらず、イデオロギーの奴隷に過ぎないので、一本の木のない森を「森」と偽って話すしか能のない人物であると素直に表明すべきである。質問を繰り返す。松本案が却下された経緯を述べてみよ。「議会案」とは何か。また、制定過程の違法性を日本国民の民主主義に対する内的ポテンシャルの発展を過小評価する理由も踏まえて答えてみよ。返答するべき事柄は多い。逃げ回るな。
    2007年08月01日 19:49
  • 罵愚

     逃げ回っているのは、あなたではないのかなぁ?憲法がどうとか、松本案がこうとか、そんな枝葉末節な事実関係にこだわらなくても、敗戦の結果米軍の軍事占領下で、日本の戦後民主主義が強制された事実は否定しようがないと思う。
     強制された民主主義って、ありえるのかなぁ?の疑問が主題ですよ。
    2007年08月02日 03:15
  • 民主主義者

     だから、逃げ回らないことだ。松本案を問題視したのはあなただ。それを今度は「枝葉末節」としたのもあなただ。節操がない。この変節の理由も答えてみよ。占領軍が「戦後民主主義」をどのように強制したのだ。もとより「戦後民主主義」とは何か。強制と言うからには日本国民の抵抗運動が当然伴う。その点も踏まえて説明をしてみよ。
    2007年08月02日 06:20
  • 罵愚

     元記事に書いてある。
    2007年08月03日 04:46
  • 民主主義者

     だから、どのように強制したのだと一貫して聞いている。ふらふら、おろおろしないことだ。その答えとして、コメントの冒頭では「天皇の人質」を挙げているが、このことは、本記事では、「民主主義革命の条件」となっている。あなたの文章は非論理的だ、というより、日本語が出来ていないのだ。せっかく、バーンズ回答文という素材を提供しているのに、早く自分なりに理論化してみよ。当時の日本政府の在りようが理解できよう。ついでに変節の理由も答えよ。松本案が「枝葉末節」になった変節を。
    2007年08月03日 22:09
  • 罵愚

     占領下の強制以上の証明はないと思う。
    2007年08月04日 04:57
  • 民主主義者

     歴史を知らないも者の戯言も乏しくなってきた。少々「木」を見せよう。ホイットニーGS局長は、1946年2月13日に、松本案を拒否し、GHQ案を提示した。この時の発言が、あの有名な「ホイットニー発言」である。「SCAPは、日本政府にこの憲法(草案)を提示し、もしよろしければ、これを採用し、SCAPが全面的に支持しているものとして日本国民に提示してもよい、しかし、これを要求してはならないと私に指示されました。」と。そして、これを受諾しない場合に起こり得る可能性について注意を喚起した。日本政府は、国内の世論と情勢(松本案に対する厳しい評価と自由主義思想・民主主義思想の普及)、政権維持の保障を勘案して、不本意の点もあるが、自主的に受諾したというのが実際である。世論から見て、そして、日本国民の民主主義をなしうる力からみて、日本政府の判断は賢明であったと言えよう。
     さて、上記コメントに対する返答をせよ。逃げ回らないことだ。
    2007年08月04日 16:45
  • 罵愚

     逃げ回っているのは、あなたのほうじゃぁないのか?あなたのあげているのはすべて、占領下で強制された民主化政策の現実だよ。
    2007年08月04日 17:48
  • 民主主義者

     この事実からこのコメントをしているからあなたの歴史に対するものの見方は粗雑と批判されるのだ。加えて、あなたは論理的な思考を出来ない人物であることはわかった。上記記事とコメントの悪文ぶりを認識出来ていないようだ。表面的でうわべな文章だ。あなたは、バーンズ回答文も、ホイットニーも、松本案も、憲法研究会案も、GHQ案も、日本政府の性格といった一本一本の木々を私に指摘されているだけだ。では、このことに関して民主主義の強制性を述べてみよ。そして、松本案が「枝葉末節」になった変節を述べてみよ。
    2007年08月04日 18:42
  • 罵愚

     日本の戦後の民主化が、米軍の占領下の、軍事統治のもとで実施されたのは、否定できない事実ではないか。その事実認識から、逃げ回っての、細部の議論にこだわる、あなたの話法を、わたしは否定しているのです。
    2007年08月05日 04:07
  • 民主主義者

     結局は、「話法」の問題にすり返る。行き詰まると始まるあなたの悪癖だ。これは「話法」の問題ではないのだ。あなたは、軍隊による統治(ちなみに内実はまったく違うが、この点もあなたはぜんぜん知らないであろう。)という表層に拘泥しているに過ぎない。まさに、その一点においてのみ「民主主義の押し付け」と言っているだけである。歴史を見ていない。だから、一つ一つの事実に対する評価をたてられず、再三指摘している「強制性」への返答がない。あなたがイデオロギーの奴隷であると表明するだけに終わっている。私の指摘を「細部」としている点でも日本近現代史に対する無知そのものである。この程度の事柄は占領史をひも解く以上必ず言及される。木々を示せない、歴史の不勉強者、観念論者よ、私の質問に答えよ。
    2007年08月05日 10:32
  • 罵愚

     つまり、日本国民は敗戦を希求して、諸手を上げてマッカーサーを歓迎した。だから、戦後の民主化政策は、日本人の選択であって、強制されたものではない。と、あなたはいいたいのかなぁ?
    2007年08月05日 13:31
  • 民主主義者

     上記コメントは非論理的な悪文である。確かに敗戦への「希求」は相応にあったが、ここで「マッカーサーを歓迎した」と文をつなげて来るのが意味不明である。GHQの民主化政策は、日本の政治・経済の実情の到達点であった。政治的に言えば明治憲法改正(=現行憲法の制定)が好例であるし、経済的には財閥解体が好例である。
     ところで、再三再四求めているが、「天皇の人質化」、「民主主義の強制性」、「松本案の「枝葉末節」化」に返答が寄せられない。答えられないのか。それとも行き当たりの、いい加減な指摘なのか。
    2007年08月05日 17:46
  • 罵愚

     質問の要旨も、その目的も、わからない。返答のしようがありません。
    2007年08月06日 03:33
  • 民主主義者

     要旨も何も、一体何の戯言か。自分のなしたコメントに対し、こちらが質問しているまでのこと。単純なことだ。私の質問に答えればよい。質問に対して目的まで示さないと答えられないとは愚昧な返答になっている。
    2007年08月06日 20:09
  • 罵愚

     だから、わたしの理解している範囲内の答えは、すでに差し上げているし、もと記事自体が返答になっている。
     民主主義に対する認識のちがいかなぁ?つまり、あなたは檻のなかの民主主義を肯定している。ちがいますか?
    2007年08月07日 03:16
  • 民主主義者

     上記の記事、また、私の指摘に対するコメントから世界史(外国史)、日本史、憲法学に対する理解が浅いと言うより、ない、と言わざるを得ない。事実に立脚しないというイデオロギーの奴隷だからだ。事実に対する無見識に加え、昭和天皇も日本国民の主体性も貶めている点なぞ愚昧きわまる。なぜ、自己のイデオロギーを最高位に位置付けるのか。自問自答したことがないと見える。ところで「檻のなかの民主主義」とは何か。ついでに「ファシズムと同質の全体主義」とは何を言っているのか。
    2007年08月08日 20:36
  • 罵愚

     相手の意見を理解しようとしないのは、むしろあなたのほうじゃぁないのかなぁ?どこから、なにから説明したらわかってもらえるのだろうか?ここからならわかってもらえるだろうか。
     つまり、民主主義とは、自分を支配して、統治する政治権力を、自分たちで選ぶ政治制度だ。これが民主主義の定義だ。したがって、その選択する権利…いいかえると投票権・参政権が個々人が保有する人権の主要な要素となる。国民選挙と人権が民主主義の二本柱だといえる。
    2007年08月09日 04:00
  • 民主主義者

     あなたの民主主義の定義的な説明(この説明も問題が多いが、それは、さしあたり、不問にして。)を踏まえて説明してもらう。①「自分」とは何を指すのか。②「投票権・参政権が個々人が保有する人権の主要な要素となる。」とあるが、投票権と参政権を併記する理由と、投票権と参政権が人権の主要な要素と限定的に述べる理由を説明せよ。③あなたの論調は一貫して基本的人権を否認しているようだが、(基本的)「人権」と民主主義の関係を述べてみよ。④あなたが一貫して返答を避けているアメリカ(軍)による民主主義の強制性を明確に説明してみよ。
    2007年08月09日 17:26
  • 罵愚

    ①「自分」とは何を指すのか。
     国民ひとりひとり。

    ②投票権と参政権を併記する理由と、投票権と参政権が人権の主要な要素と限定的に述べる理由を説明せよ。
     「投票権と参政権が同義だよ」と説明するのが面倒なので、省略併記した。限定的に書いたのも、説明するとながくなるし、あなたには説明する必要もなかろうと考えた。

    ③あなたの論調は一貫して基本的人権を否認している
     「人権が民主主義の二本柱」の片方だと書いているじゃぁないか。よく読んでくれよ。

    ④民主主義の強制性を明確に説明してみよ
     占領統治下の民主主義改革だと、これも何回もくりかえしている。以後くりかえしの部分は説明を拒否します。
    2007年08月10日 12:51
  • 民主主義者

     なるほど、観念論者は定義的な話にはよく答える。上記返答の②についてであるが、投票権と参政権が同義と述べているが、同義ではない。参政権の中に投票権が含まれているだけである。その他の参政権には、日本国憲法にそくして言えば、公務員選定罷免権、被選挙権、最高裁判所国民審査権、憲法改正国民投票権などがある。この誤認識をどう説明する。次いで、③についてだが、返答にはなっていない。基本的人権を否認するあなたが、人権を民主主義の柱と主張するのは奇異に映る。人権と民主主義の関係を述べてみよ。
    2007年08月10日 16:11
  • 民主主義者

     ④については、占領統治下の民主主義改革だから強制的であるという評価は歴史を知らない者の皮相な評価であると指摘しよう。さしあたり、1880年代以降の日本資本主義発達の歴史と民主主義の発達の歴史、自由主義の普及の歴史などを通史レヴェルで勉強するとよい。自分の不勉強を素直に認め、観念の奴隷、イデオロギーの奴隷に堕落せず、一本一本の木々を丹念に見て、森を論じてみることだ。この点に関しては、天皇の人質化などと適当な返答があったのでバーンズ回答文を素材として提供したが、未だに返答がない。それはなぜか。「拒否」なぞせずにきちんと答えよ。ついでに上記コメントの、①「檻のなかの民主主義」とは何か。②「ファシズムと同質の全体主義」とは何を言っているのか。この二点に対しても、明確に答えてみよ。
    2007年08月10日 16:13
  • 罵愚

     ③についてだが、わたしは基本的人権を否定したことはない。否定した事例を具体的に指摘してください。

     占領下を自由社会と呼ぶんなら、民主主義なんてものは、ありえない。議論にならない。どうやら、これが結論だな。
    2007年08月11日 03:34
  • 民主主義者

     あちこちの記事に基本的人権を無視しようとする態度が見られる。己の発言を忘れる傾向は相変わらずである。靖国神社の是認が好例である。政教分離原則を無視している。
     さて、「占領下を自由社会と呼ぶんなら、民主主義なんてものは、ありえない。」としているが、占領下の状況は、軍国主義時代よりは自由主義的であろう。ところで、この主張からすると「占領下が、自由社会でないなのら、民主主義がありうる。」とのテーゼも考えられるが、占領されていることと、占領されていないこと、そして、この二つの場合に自由社会になっているか、いないかということを条件付けすると四つの場合が出てくるが、その四つの場合において民主主義がありうるかありえないか考究してみるとよい。「自由社会と民主主義」の関係を踏まえてみることだ。ただし、観念的・表面的に考えないこと。名誉革命と比較してみるのもよい。
    2007年08月11日 16:23
  • 罵愚

     わたしは基本的人権を無視したことはありません。前提を誤まった議論を吹っかけられても答えようがない。
    2007年08月12日 04:35
  • 民主主義者

     ご都合主義のコメントこそ避けるべきであろう。いかに無視しているかをよく振り返るべきである。
     さて、「占領下を自由社会と呼ぶんなら、民主主義なんてものは、ありえない。議論にならない。どうやら、これが結論だな。」としているが、安易に結論(結論になり得ないが。)を出さないことだ。民主主義を「押し付けた」という根拠が示されていない。「拒否」せずにきちんと答えてみよ。
    2007年08月12日 10:03
  • 罵愚

     その前提が過ちだと指摘している。
    2007年08月12日 13:51
  • 民主主義者

     「その前提が過ちだと指摘している。」とは何のことだ。アメリカがどのように民主主義を強制したのだ。強制に対する日本国民の抵抗運動はどのようなものだったのか。「拒否」せずにきちんと答えてみよ。ついでに、①「檻のなかの民主主義」とは何か。②「ファシズムと同質の全体主義」とは何を言っているのか。この点についても答えてみよ。
    2007年08月12日 17:15
  • 罵愚

     誤解を前提の議論はできない。あなたの誤解を、先に訂正されたし、
    2007年08月13日 03:42
  • 民主主義者

    -民主主義が「押し付けられた」という言説の馬鹿さ。-
     ここまでのやりとりをみると、事実を積み上げずに歴史を見ている罵愚さんの空論への堕落ぶりが見事に示された結果に終わった。罵愚さんの返答が次第に少なくなって行く。また、定義的な事項については喜んで返答してくる。その理由は歴史を実証的に見ていない-見る能力がない-からだ。さらに、それは、なぜかと言うと、罵愚さんの頭を支配しているのが、歴史-日本の資本主義化、民主化、立憲主義、日本国民、天皇、日本の指導層、連合国、アメリカ、GHQ、といった歴史主体-を自分のイデオロギーに従属させることだけだからだ。
    2007年08月25日 14:22
  • 罵愚

     誤解を前提の議論はできない。
    2007年08月25日 16:27
  • 民主主義者

    -「押し付け憲法論」-これまた、日本史・憲法を知らないものが飛びつく俗論である。そう、俗論とは、知識のないものが信じこむ論である。日本の民主主義思想・自由主義思想の発達に対する無知故に、GHQ案を無条件の出発点としている。そして、これを日本が-正確には日本政府が-アメリカ軍が占領しているから受け入れられたとするから、「日本」に押し付けられたとする。日本政府が進んでGHQ案を受け入れたことや、他方で、枢密院・衆議院・貴族院でそれなりの修正があったこと、GHQ案が日本の民主主義と自由主義の成果に過ぎない点なぞ何一つ知らないのだ。イデオロギーの奴隷は、真実がどうなのかを問題にはしないから、内容のある返答が減ってくるのだ。
    2007年08月26日 09:32
  • 罵愚

     まったくちがいます。誤解を前提にして議論を吹っかけられても、返答のしようがないのです。
    2007年08月28日 06:10
  • 民主主義者

     話をそらさないことだ。私が何をどう誤解しているのか説明がない。「拒否」せず答えることだ。
    2007年08月29日 18:06
  • とおりすがり

    可能ならひとつここはまとめてもらえませんか。>民主主義者さん
    罵詈雑言っぽい単語や、さあ答えろ的な単語が多くて、民主主義者さんの求める論点が見えなくなってきているように思います。すくなくとも私は民主主義者さんの意見を咀嚼できなくなっています。

    たぶん戦前日本の民主主義の完成度についての評価は罵愚さんも民主主義者もともに評価は同じように考えていて、しかし占領期(s20-28)にGHQが残した残滓を精算できずにいるので、本来の民主主義とは違った異形のものになっているのではないか、というのが罵愚さんの言い分のような気もしますがうまく表現できません。民主主義者さんは占領期によって軍閥が潰えたことによって埋もれていた民主主義が花開いた、といいたいようには思いますが。
    まあ私のとらえ方はともかくとして、民主主義者さん視点でまとめてもらえると読みやすくなって助かるのですが。
    2007年08月29日 23:20
  • 罵愚

    民主主義者さん
     「わたしは基本的人権を無視したことはありません。前提を誤まった議論を吹っかけられても答えようがない」と書いています。
    2007年08月30日 03:23
  • 民主主義者

     罵愚さんの基本的人権無視については、いろいろあるが、靖国神社の是認をまずあげよう。
    2007年08月30日 18:48

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