福祉と呼ぶコミュニズム

経済週刊誌に見る社会」について
 月給30万円のサラリーマンがいる。家庭では炊事、洗濯、育児に老人の介護まで、奥さんにまかせているわけだ。奥さんは、もちろん無給だ。家事に俸給が支払われることはない。
 だれが、なにをたくらんで、女性の社会進出を促進したのかは、わからない。はたして、女性の社会進出の結果、女性はしあわせをつかんだのかは、さらにわからないが、社会での女性の労働が賃金で評価されると同時に、彼女がいままで家庭のなかでおこなってきた家事がアウトソーシングされる羽目になり、老人介護が産業化されて値札がつけられて売買されるようになった。
 自由市場で売買されれば適正価格が自然に成立して、彼女は自宅で介護を選んだかもしれない。政府が介入して、強制的に介護保険制度をつくったから報酬は家計に直接影響をおよぼさない。介護制度と呼ぶ共産圏が成立したわけだ。
 利用者は、安価に制度を利用できて喜んでいる。いずれ、第二の社保庁になる予想は脳裏を横切るんだが…

この記事へのコメント

  • 鳩摩羅什

     罵愚さん、あんたは自分の解説、文章力に自分自身が酔うちょらんかいの。
     社会がこねぇな状態になったんは、社会コミニュティの崩壊以外のなんでもなあと思うで。
     働きとうても田舎じゃあ働くところもなぁ。 そねぇなると飯を食うため、自然と都会に人間が集まるで。その結果田舎の年よりゃあ田舎にとり残さざるをえんのじゃが。
     そねぇな家庭崩壊を作り出したんは、アメリカ式民主主義・銭儲け主義じゃのう。「自分さえよけりゃあええ」ちゅう考えが今の日本にゃあ蔓延しちょるが。
     罵愚さんがゆうちょることを解決しようとしたら、今の都会へ都会への人口移動を止める方法を考え、変えさせんとだめじゃのう。
    少なくとも三世代が一緒に生活できる環境を作り出すことが、今の日本にゃぁ必要じゃし解決する方法じゃて。
    2007年07月11日 18:19
  • オジサン

    こんばんは
    我が家も介護保険にお世話になっています 家族での在宅介護は肉体的にも精神的にも限度があります 下手をすれば共倒れになってしまします
    今の制度でも自己負担は月に4万円近くになり生活を脅かしています そこで働く人もけしって恵まれてはいません 安心の出来る老後福祉は必要だと思います。
    2007年07月11日 19:56
  • 罵愚

     経済構造が農村タイプから近代産業へとうつり、家族制度は大家族から核家族へと移った。家庭をとりまく環境の変化が遠因になっているのは、あなたたたちのご指摘のとおりなんだが、現象としての家族崩壊は現実に目のまえでおきている。家事労働…こんな言葉生まれたのも、その証明なんだろうが…家事労働のにない手が消えて、産業労働者によって有料サービスに転嫁された。家事であろうと恋愛感情だろうと、ありとあらゆるものを貨幣価値に換算する社会が現出している。唯一それが禁止されたのはセックスだ。売春だけは禁止されて、それ以外のあらゆる事象は、金銭に換算されて処理される社会が、いまの日本だと思う。
     貨幣換算できない価値観の存在を発言するのはやさしい。しかし、現在の日本人を説得するのはむつかしい。社会が共有する宗教をもたない日本は、金銭を祭壇にまつった民主主義国になっているんだと思う。
    2007年07月13日 03:52

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「福祉と呼ぶコミュニズム」について
Excerpt: 「福祉と呼ぶコミュニズム」について
Weblog: *自由の翼*ITUKYUU
Tracked: 2007-07-14 06:37