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zoom RSS 【平成維新】 歴史認識の断層

<<   作成日時 : 2016/01/28 06:36   >>

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 西欧の近代は暗黒の中世から生まれた。暗黒の正体はキリスト教だった。免罪符の排斥からはじまったルターの宗教改革が市民革命につながり、人権思想が生まれ、少数民族の自決権が生まれたのが西欧の近代の表舞台だったとすれば、その舞台裏では一神教に特有の異教徒迫害が、異教徒の奴隷化を正当化し、やがて近代産業を支える植民地支配へとつながっていった。
 白人キリスト教徒は暗黒の中世から解放されて、バラ色の近代を享受するのだが、同時にそれは非キリスト有色人種にとっては地獄の植民地支配であり、その爪痕は現在の国際社会に遺恨を残している。
 さて、そういう状況のなかで、日本の近代は西欧の近代文明の植民地されてしまいそうな危機感から生まれた。アヘン戦争であり、黒船来航だな。中世と近代のあいだに数百年の近世を経験した日本人には中世の暗黒の記憶はない。一神教の宗教的強制も迫害の記憶もないから、宗教の柵に囲われた近代社会をつくることはできない。キリスト教信仰を共有基盤として成立しているヨーロッパの近代民主主義の理念は理解するのだが、宗教との共存…とりわけ異教の一神教の支配下の民主主義となると受け入れられない違和感を感じる。
 むしろ、植民地にされてしまいそうな、奴隷にされてしまいそうな、被害者の意識が強くはたらいたのだ。それが戦後の日本人も忘れてしまった、明治憲法下の日本人の歴史認識の断層だと思う。

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