罵愚と話そう「日本からの発言」

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help RSS 深層崩壊の原因、情報操作

<<   作成日時 : 2010/11/02 06:35   >>

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 戦後教育のなかで、あたかも宗教的教義のごとく神聖不可侵のものとして、わたしたちは民主主義を信じ込んできた。政治的決断は議論にもとづき、結論がえられないときには、最終的には多数決で決める。理想的な政治システムで、そこに欠陥や落とし穴があるなんてことは教えられなかったし、予想もしていなかった。
 卒業して実社会で経験をつむにしたがって、世の中そんなもので動いているわけではない。とんでもない別のパワーが、とんでもない方向に引っ張っている現実に気づく。カンバンの民主主義のもとで、民主主義とはまったく異質のパワーが働いて、世の中はどんどん悪くなっていき、祖国・日本は、ついには深層崩壊の段階をむかえている。
 いまさらながらこの深層崩壊の原因について、官僚支配金権腐敗をとりあげてきたわけだが、みっつめにとりあげるのが情報操作だ。これを解説するに絶好調のタイミングで、いま尖閣沖の中国漁船衝突事件のビデオ公開問題が起きている。当初2時間程度と報道されていた撮影時間は、じつは10時間にもおよぶという。それを7分足らずに短縮して、政府は議員の一部にかぎって視聴させた。しかも、帰国させた中国人漁船員たちが、向こう側から撮影していたとか、未公開部分には転落した海保の職員がモリで突かれているシーンがあるとか、真偽の不確かな話があとをたたない。
 2時間だろうと10時間だろうと、全部公開すればいいと思うのだが、理屈はどうにでもつくもので、ビデオの全部があからさまになれば日本人社会に中国に対する反感が増幅して、今後の日中関係に悪影響を生む。政治的外交的配慮から公開をしないほうがいい、と一部の民主党議員が言っている。
 まことしやかではあるけれど、これって最初の民主主義の原則と矛盾する。メンバーの自由な議論には、当然情報の共有が前提になる。一方が情報をにぎり、片方が無知な状況では議論にはならないし、ましてやそのうえでの多数決なんて民主主義の理念とはかけ離れたものなってしまう。ごくあたりまえの、この批判はしかし、いまの日本人からは生まれてこない。新聞もテレビも、こういう素朴な疑問を封殺した次元にある。
 で、、この話題についてはこれで終わりだ。このさきこの疑問がジャーナリズムにどうあつかわれるのかは、ここでの話題にはならない、話題は、ニュースの発生現場と主権者としての国民のあいだにはジャーナリズムと呼ぶパイプ役が不可欠なんだが、このケースのように、そのパイプをすべてのニュースがナマのカタチで通過しているわけではない。取捨選択されて、加工されて…あるいは捏造されるかもしれない危険な状況について、ジャーナリズム自身から注意書きが配布されるのはまれだ。
 結論をくりかえすと、話し合って合意を形成するのが民主主義のシステムなんだが、それにはメンバーは知識と情報を共有するという、いうまでもない常識的な前提条件があるはずだ。知識と情報を操作された社会状況では民主主義は機能しない。じつは、この常識を日本人はもっている。北鮮や支那の反日デモのニュースをみながら、遮断されたり加工された情報のもとで、ああいう状況が生まれていることはよくわかっているのだ。しかしながら、じつは自分たちもおなじような水槽のなかの金魚のような状況には気づかないでいる。情報を操作された状況、これが深層崩壊のみっつめの原因だと思う。

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検証尖閣事件・真相崩壊原因としての情報操作
 「深層崩壊の原因、情報操作」で書いたように、現在のこの国の深層崩壊の原因として官僚支配、金権腐敗とならんで情報操作があるわけだが、あそこでは情報操作とは言ってもメディアやマスコミ自身が自身をしばっている自律的な管理を指していた。ところが今朝おきた尖閣事件を撮影した海保の映像のユーチューブへの流出は、ちょっとちがって空き缶内閣への不満…海保職員なのか検察官なのかは不明だが、おそらくどちらかの職員の不満が引き起こしたネット上への公開というあたらしいタイプの情報操作だ。  事件をとおしてわた... ...続きを見る
罵愚と話そう「日本からの発言」
2010/11/05 10:16
知識と情報の偏向操作は全体主義者の政治手法
「深層崩壊の原因、情報操作」で書いたように、話し合って合意を形成するのが民主主義の基本的構造なんだが、それには国民が知識と情報を共有するという前提条件があるはずだ。知識と情報を操作された社会状況では民主主義は機能しない。  支那の反日デモや北鮮の権力者の世代交代やロシアの北方領土占有の正当化など、統治権力による自国民への知識と情報の操作のの実態については、われわれ日本人は外側からの冷静な観察者として、それらの事態を批判的に観察している。あるいは、歴史的にはナチスドイツや日本軍国主義の知性... ...続きを見る
罵愚と話そう「日本からの発言」
2010/11/12 06:22

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内 容 ニックネーム/日時
罵愚様、こんばんは。戦後民主主義深層崩壊の原因の3つ目は情報操作ですか。マスコミとかジャーナリズムと読み替えてもいいのでしょうか?もし、多様で優良な情報がなければ国民や為政者は最良の判断が出来ない。戦前、朝日・毎日などのマスコミは戦争を煽り、政府も軍部も国民も引きずって戦争に突入させた。そこには、多様な意見はなかった。私はマスコミがA級戦犯であると思っている。けれども、マスコミは官僚組織と同じで解体されることなく占領軍の宣伝部隊の手下として国民を洗脳し続けた。反占領軍的人物は排除され、左向きのジャーナリストがマスコミを席巻した。多数のジャーナリストのフィルターは左傾向で都合の悪い情報や趣味で無い情報は削除されたり、非難の的にされた。マスコミから出る情報は彼らの触角に合った情報だけなのである。多様な情報がマスコミからもたらされなければ、民主主義は間違った方向に行ってしまうことになる。
 
 けれども、私は戦後民主主義は民主主義ではなかったのだと思う。そもそも、他人に与えられたら他人の主義であって、民主主義にはならない。民主主義は受動態ではなく、能動的なものだ。戦後民主主義は、国民の根本的な精神に基づかない、その精神において虚無的で自己恢復できない哀れな伝統主義でしかなかったのある。
ウブドちゃん
2010/11/05 01:07
 そうですね、ただのニュース提供だけではなく、それをどう評価するのかの論説、解説をふくめたジャーナリズムは、いつも権力者の顔色をうかがっているのですが、民主主義社会では国民が主権者ですから、国民の利益の代弁者であるべきなのです。ところが、あなたのいうとおり、日本の戦後民主主義は、はじめは占領軍が主権者で、次第にそこに社会主義が忍び込んできた。 国民主権はお題目にすぎなかったわけです。
罵愚
2010/11/05 06:02

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