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民主党政権10ヶ月の勤務評定だったとしたら、野党は無関係。与党だけが被告席にすわらされた人民裁判選挙になっていた。じっさい自民党政権時代の選挙は、いつもその色彩が濃かったわけだ。メディアと野党がこぞって、自民党内閣の“あらさがし”に興じて世論をあおり、あわてふためいた自民政権が防戦一方の選挙戦でたたかれる。勧善懲悪の冒険マンガをみているようで、それはそれで一服の清涼剤ではあった。 まったくおなじパターンをくりかえすには、鳩山前首相と小沢幹事長の政治資金問題と沖縄の米軍基地移転問題のふてぎわという、格好の攻撃材料がふたつもそろい民主党たたきのチャンスだった。それでなくても一年まえに大見得をきったマニフェストを読み返されれば、そこには民主党の約束不履行が満載でもある。 ただひとつだけ、自民党時代とのちがいは、マスコミの論調だ。落ち目のパパから、たまった勘定を回収するなじみのホステスのように、昔話を思い出すこともできないし、目前の現実を無視することもできないが、よかった思い出だけは残っている。おなじ、なじみ客でも自民党はゲジゲジ親父で民主党は色男だったわけだ。 こうしたマスコミの同情もあって、うすれた政治資金と沖縄の話題からの脱出に、もうひとつの煙幕効果が期待されているのが消費税論議だ。政治資金や安全保障のような雲のうえの話をぼかすには、庶民のフトコロを直撃する消費税をとりあげる菅直人の作戦は的中したと思う。 消費性向と乗数効果のちがいもわからなかった菅直人に消費税作戦をたらしこんだのは大阪大学の小野義康教授だったらしい。小野教授のいうところは、必ずしも増税ではないし、必ずしも消費税ではないようだが、まわりはじめた新聞社の輪転機とテレビカメラは自乗効果を発揮して拡大延焼して、これを参院選の争点にしてしまった。 なにをいまさら消費税の印象と同時に、なにを目的の消費税増税だろうの疑問もわく。消費税をあげて、さらに福祉予算を膨張させる必要があるのか、それとも増えつづける国債残高にブレーキがかかるのか。政策の目的があいまいで二兎追って、なんにもとれなかった経験なら子供手当てのときにもしたような…本当の目的は、甘い夢をふりまくだけの子供だましではなかろうか。 |
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民主党は消費税を10%に上げて、その税収を何に使うのだろう。 |
左巻き菅 URL 2010/06/26 08:43 |
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