罵愚と話そう「日本からの発言」

アクセスカウンタ

help RSS 男女共同参画社会への疑問 ・ ひとの幸福ってなんだろうか?

<<   作成日時 : 2010/05/31 06:13   >>

トラックバック 1 / コメント 0

 彼女が生まれたときからの家族ぐるみげ親しくしていた女性がいる。大学進学から東京で下宿して、そのまま、ある公益法人に就職して結婚して子供が生まれてと、お父さんやお母さんから近況を聞いていたから、幸福に暮らしているとばかり思っていた。ところが最近、離婚して、子供をつれて静岡に帰ってきて、そのうえ入院しているという。育児ノイローゼというのか…病名まではわからないのだが、精神病を患っている。
 男女共同参画社会とかジェンダーフリーとかの風潮のなかで就職して、男性職員と同等の仕事をこなしていたのだが、育児休業で3年ほど休んだ。育児休暇が3年とれたのも、めぐまれた職場環境だったといえる。そして、休暇が終わって職場復帰したのだが、3年のブランクと子育てのふたつの重圧に耐えられなかった。いまの時代、3年のあいだに仕事の現場はおおきく変化しているだろうし、20代の後半から30代のビジネスマンにとって3年のキャリアの差は歴然としたものだが、本人もまわりの人たちも、そこに気づかずに、入社年次にあわせた能力を期待していた。本人はその期待のこたえて、必死の努力をした。その軋轢のなかで病気が進行したようだ。
 職場はめぐまれた環境だった。ご主人や家族も協力してくれた。本人の能力もあり、努力もした。ジェンダーフリーを提唱する人たちの理想的なケースだったとおもう。しかし、子育てと仕事の両立はできなかった。仕事も子育ても、半分の能力や努力でこなせるようなものではない。生真面目な性格はむしろ不幸を招いた。
 いつのまにか夫婦共働きが普通になって、家庭や家族が生活環境からベッドルームに変質した。男女共同参画社会って、むしろ能力のある女性にとっては、つらいし不幸な社会のように思える。

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
男女共同参画社会への疑問 ・ ひとの幸福ってなんだろうか?
「男女共同参画社会への疑問 ・ ひとの幸福ってなんだろうか?」について  まえにもいちど書いたことがある、ある動物園園長のおはなし。檻のなかに囲われて、生命の危険がなくなった動物たちが、まずはじめることは生殖だという。かぎられた空間のなかでも、人に見られていても、シコシコと子孫を残す作業にいそしむ。  園長はそのおはなしから、生物にとっての生きがいとか、生命の目的とは、種の保存だと結論づける。動物園の経営に生きがいを感じている園長なんていうのは、生物学的には、きわめて不自然な存在で、それ... ...続きを見る
罵愚と話そう「日本からの発言」
2010/06/01 06:16

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
男女共同参画社会への疑問 ・ ひとの幸福ってなんだろうか? 罵愚と話そう「日本からの発言」/BIGLOBEウェブリブログ