非核三原則と武器輸出三原則
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作成日時 : 2009/09/30 05:51
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「かねに恨みは、かずかずござる」というせりふには、おそらく大多数の共感が得られると思う。しかし、だからといって、世の中からお札をなくしてしまえば問題が解決するというものではない。おなじように、核兵器をなくしてしまえば、問題は解決する…地球平和が将来するものだろうか?の疑問はある。核兵器の非人道性は否定しないが、非核兵器で殺されるのなら我慢するというものでもない。アウシュビッツや東京大空襲の被害者が広島や長崎より幸福な終末だったと考える平和主義者はいないのだ。平和の構築と核廃絶は別次元の話題になると思う。
そう考えると、安全保障や自衛権の問題は、依然として残る。核に対する抑止力は核にしかないという前提にたてば、核廃絶は核保有国にとって自衛力を減退させて、不安定要素の拡大につながらないだろうか。黒人大統領が、そこのところをどう考えているのかは、知る由もないが、核強国の国民がもつ不安感は理解はできなくても考慮する必要はある。
もうひとつ、核抑止力は核にしかないという妄信への疑問。広島長崎への運搬手段は航空機だった。いまではそれがミサイルに変わっている。いずれにしても、核は廃絶できなくても、運搬を阻止できれば抑止は成立するわけだ。核抑止は核ではなく、運搬を抑止する高性能のミサイルの開発でも達成できることになる。この分野では、わが国も競争に参加できる資格も可能性もある。非核三原則堅持の足元で、武器輸出三原則をなし崩しにしておいたほうがいいのかも…
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