瀕死の自民党の蘇生手術
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作成日時 : 2009/09/01 09:22
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頓死寸前の自由民主党は、従来どおりの儀式にのっとった総裁選をやろうとしているんだが、今度はだれが自民党総裁になっても、それが同時に首相の座とセットになっているわけではないから、本人にとっては魅力がないし、国民にとっては関係のない…いわば民間組織内部の私事にすぎない。国民の関心や、選挙結果に寄せる興味の度合いが、いままでとはまるでちがっている。ただし、ここで大事なことは、それにもかかわらず、ここでどういう政党に自民党が生まれ変わるのかは、今世紀の日本の政治を占う、おおきなファクターになることはまちがいない。
一昨日の総選挙で民主党が大勝してできたあたらしい政治状況はあたらしい条件を自民党再生につきつけている。それは、この圧倒的な大勝利の結果、民主党分裂をきっかけにはじまる政界再編劇のシナリオは消えうせた。前原誠司の口先保守や、小沢一郎の利権屋保守、そこから落ちこぼれた羽田孜、渡部恒三、石井一やあらたに合流した角栄のDNAの正嫡としての田中真紀子、川端達夫の旧民社党、菅直人や江田五月の北鮮大好き、平岡秀夫の護憲平和、輿石東や横路孝弘の総評出身、野田佳彦、長島昭久の松下政経塾のうえに権力亡者の鳩山由紀夫が乗っかっている、いわば民主党党内に55年体制のミニチュアモデルがかざってあるような構造は、党勢が傾きはじめたときにはもろいだろうが、今回のように上昇気流に乗ったときには、党内のバラバラ状況は露呈させながらも、国民世論なんかではなかなか倒されないしぶとさがある。自浄も自壊も許さない強固な自己保存タイプの政権構造だ。自民党政権ににていながら、自民党以上に旧弊な政治状況がつづく。したがって、選挙直後の鳩山由紀夫自身が、政策や内閣人事を語るまえに、まっさきに向こう4年間は解散しないと宣言したように、民主党の分裂をきっかけにした政界再編の道は、これで閉ざされたといっていい。
百数議席の自民党がどんなに野党席から批判したところで、びくともするものではない。もっと悪いことに、その自民党内部がまた民主党ほどではないにしても、内政に関しては基本路線で明確に二分したままだ。つまり、地方分権や政治、行政、経済改革に積極的な人たちと、反対にむしろ社会党の政策に近い社会保障を重視する人たちが混在している。ただし、自民党が民主党とちがっているのは、さすがに政治体制や基本理念、歴史認識や国家観がちがっている社会主義者はいない。具体的にいえば、全員が改憲論者であって、護憲論者はいないわけだ。
だとすれば、あらかじめ改憲を前提にした憲法議論をするグループに全員が参加したうえで、社会保障を重視する政党と構造改革を目指す政党のふたつの政党に分離したらどうだろうか。それでなくても小さくなった自民党を、さらに小さくする提案に戸惑う気持ちはわからんでもないが、理念さえもが四分五裂の民主党に対しては内政の基本理念で分かれたふたつの自民党からの挟撃体制が有効で、いたたまれなくなって抜け落ちてくる民主党議員の多くは、どちらかの自民党がうけ入れる。4年後には空中分解した民主党に、どちらかの自民党が代わって、理想的な政界再編が完成すると思う。
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「瀕死の自民党の蘇生手術」について
「瀕死の自民党の蘇生手術」について
{%犬webry%}お久し振りのご意見を拝見し、基本構想が同一の理念に有る事に、賛同の意を表します。
>あらかじめ改憲を前提にした憲法議論をするグループに全員が参加したうえで、
社会保障を重視する政党と構造改革を目指す政党のふたつの政党に分離したらどうだろうか。
それでなくても小さくなった自民党を、さらに小さくする提案に戸惑う気持ちはわからんでもないが、
理念さえもが四分五裂の民主党に対しては内政の基本理念で分かれたふたつの自民党からの挟...
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*自由の翼*ITUKYUU 2009/09/02 21:22 |